新製品情報

自動火災報知設備とインターホン設備を一体化できる、集合住宅向け自動火災警報受信機「一体盤」をフルモデルチェンジ

2007.12.05

集合住宅市場における自動火災報知設備とインターホン設備を一体化した自動火災警報受信機「一体盤」をフルモデルチェンジして新発売いたします。

従来品に比べ伝送方式を高度化して、幹線配線をさらに省線化、別設置していました映像制御装置を一体化し、今まで以上に省施工・省資源化を実現いたしました。

火災発生時には、各住戸の住宅情報盤から「◯階◯号室で火災が発生」と具体的に入居者へ通報する機能を持っています。また、従来品では対応できなかったスプリンクラー設備とも連動できるようになり、設置義務のある11階以上の高層マンションにも対応できるようになりました。

さらに、緊急地震速報システムと連動することで緊急地震速報をマンション内にお知らせすることができます。また、住戸内の異常を検知した場合には居住者へメールでお知らせするなどマンションの付加価値を高める防犯・防災機能でトータルなセキュリティシステムとしてご提案いたします。

[システム]

[特長]

  • 集合住宅用インターホン設備と自動火災報知設備の幹線を一本化できるので、省施工・省資源化が図れます。
  • 管理室親機、インターホン制御装置、映像制御装置、住棟受信機といった共用部機器を一体化することで省スペース化が図れます。
  • 近隣火災発生時には、出火した住戸番号を音声で伝えるので、的確に避難することができます。
  • スプリンクラー設備との連動が可能なので、スプリンクラー設置義務のある11階以上の高層マンションにも設置できます。
  • システムで最大6通話路4 映像路を確保し、スムーズなコミュニケーション環境を整えます。

<オプション機能>

  • 緊急地震速報システム連動により気象庁が配信する「緊急地震速報」をインターホンからお知らせできるので、地震が来る前に身を守るなどの対応ができます。
  • 共用部を監視する監視カメラシステムとの連動により複数の住戸内で同時に共用部の様子を確認できます。
  • カメラ付集合玄関機とエントランスカメラで訪問者を二方向から確認できます。
    訪問者録画も自動切替で別角度から録画できます。
  • エレベーターの自宅フロアへの呼び寄せや宅配ボックスへの着荷お知らせなどのオプション機能も充実。さらに携帯電話と連動することで、訪問者の画像確認や異常が発生した時にメール通知されるなどセキュリティ機能をより強化できます。

[仕様]

 

AHRQ-AAWF15A24

AHRQ-AAWF30A48

電源電圧

AC100V 50/60Hz

モニター

6.4型タッチパネルモニター

居室系統

8系統

通話路・映像路

6通話路・4映像路

共用部 音声警報

15局(30W)

30局(60W)

共用部感知器回線
(防排煙制御兼用5回線含)

24回線

48回線

防排煙制御回線

5回線(DC24V出力)

監視入力点数

10点(無電圧接点入力)

火災代表移報出力

2点(c接点)

接点(マルチ)移報出力

a接点:4点、c接点:3点

連動機器

緊急地震速報システム、監視カメラシステム、オートドアシステム、エレベーターシステム、IT連動、エントランスカメラ連動、防排煙連動装置

寸法 (㎜)

550(幅)×1100(高)×160(奥行)

550(幅)×1300(高)×180(奥行)

質量

約45㎏

約50㎏

[価格]

AHRQ-AAWF30A48(一体盤住棟受信機:30局)  ¥2,500,000円

AHRQ-AAWF15A24(一体盤住棟受信機:15局)  ¥2,100,000円

インターホン設備機器、自動火災報知設備機器、配線材料費、配線工事費、消費税などは含んでおりません。

[発売予定日]

2007年12月10日(月)