呼出履歴データ分析

業務効率化のため、ナースコール発生後のスタッフの応対時間短縮や患者様への看護の質のバラつきを解消したい。
解決策への第一歩は、「ナースコールの応答時間や患者様毎の呼出回数などの統計データをとること」が必要です。
さらに、位置情報を活用した業務量調査と組み合わせることで、さまざまなデータを収集することも可能です。
(例:訪室回数、応対時間、特定場所の滞在時間、スタッフの経験年数などから課題発見の糸口を探ります)

特徴

ナースコールの呼出履歴を可視化することで、先取り看護の実現を目指し、人員配置の見直しのお手伝いができます。

呼出履歴データ分析でわかること

日別コール数

日別の推移から一日の平均コール数を把握。また特定の日に偏りがある場合、その日のイベントからコール数に起因する原因を探り相関を見る。

12月に増

患者様毎のコール数層別

ナースコール、オプションコール(センサー)に分けて、コール数で患者様を層別。コール数にばらつきがないかを確認。業務改善としては、グラフを左に寄せることが一つのゴール。

20回以上が5人程度

応答時間層別

応答時間でコール数を層別し、コール種別毎の応答時間を見える化。特に優先度の高いオプションコール(センサー)への対応時間は医療安全の観点から要確認事項。

応答時間の長いコールを確認

病棟比較イメージ

コール数をナ-スコ-ルとオプションコ-ル(センサ-)に層別し、さらに病棟毎の比較をする事でコ-ル対応の負荷を確認。コ-ル数の平均値を捉え、目標の設定や病院全体としての対策プランを策定します。

5階病棟に負荷

呼出履歴データを活用した業務量調査の流れ

呼出履歴データの抽出時は、ナースコールシステムの停止を必要とせず、看護師さんの業務に支障はありません。

調査のながれSTEP1~STEP4

呼出履歴データ分析サービス導入事例

JA愛知厚生連 海南病院 様

改善活動前後の状況を数値で比較。人員配置の立案、改善成果の実証に活用。

納入事例ページ