新製品情報

光ファイバー伝送"フルデジタル式 集合住宅システム V-fine"を新開発

2006.07.28

 高層化・大規模化するマンションや都市再開発事業向けの集合住宅用インターホンシステムとして、光ファイバー施工に対応したフルデジタル式集合住宅システム V-fine(V-ファイン)を新発売いたします。

 ホームセキュリティニーズの高まりと情報化社会の到来により、防犯・防災を強化したセキュリティマンションやブロードバンドを導入するIT(情報化)マンションは急速に普及しています。しかし、住まいの集合体であるマンションはセキュリティ、情報インフラ整備には各々の専用設備の敷設が必要であり、統合が難しいのが現状です。

 このたび発売する V-fine は、ベースモデルとなるデジタル式集合住宅システム(2001年6月に発売)をフルチューンアップし、インターネットサービスプロバイダー(ISP)やCATV事業者などが提供する「インターネットマンションサービス」で敷設される光ファイバーケーブル中の1芯を使い、アイホン独自の伝送方式で、大幅な省施工と大容量で高品質のセキュリティ情報伝送システムを実現します。

 アイホンは、セキュリティインターホンとインターネットサービスの融合を図り、高層マンションや再開発事業などに積極的に提案していきます。

 本システムは、2006電設工業展製品コンクールにて「(社)日本電設工業協会会長奨励賞」を受賞しています。

 

 

[特 長]
幹線配線は光ファイバーを使用。アイホン独自のA1幹線伝送方式によりスムーズな動画や音声、生活情報を伝送可能としています。
最延長伝送距離が約2km、最大接続戸数1,300戸と、高層化、大規模マンションでも1つのシステムで対応できます。
伝送路を8通話路4映像路とし、大規模システムながらより話中の少ないシステムが実現できます。
セキュリティ機能として、ガス漏れ警報、不完全燃焼警報、防犯警報、コール機能(トイレや浴室から呼び出しを受ける機能)などを標準装備。警報が発報したとき対応しやすいように視認性の高い絵表示と音声ガイダンスを採用しています。
住宅情報盤の液晶モニターでスーパーの特売情報や商店街など近隣情報がリアルタイムで得られます。集会所の予約、クリーニングの依頼や出前注文など双方向通信も可能で、カレンダーや手書き伝言板などの家庭内情報盤としても利用できます。
住宅情報盤に5.7型タッチパネルTFT液晶を採用。お年寄りや子供が操作しやすいようにタッチパネルのボタン配置などに工夫をこらしています。
エントランスの訪問者をカラー映像で確認。留守中のときは自動録画・録音ができます。
アプリケーションソフトはサーバーに組み込み、外部からのリモート操作でバージョンアップや追加ができ、メンテナンスや将来の拡張が容易です。

 

[発売日]
  2006年8月10日(木)  



 

[問い合わせ先]
  アイホン株式会社:
集合住宅開発担当(小倉) 
電話番号 03-5684-3463
    FAX番号  03-5684-3428