電子カルテとの連動で患者情報を看護業務に活用
課題
解決
病院名 | IMS(イムス)グループ 医療法人社団 明芳会 イムス東京葛飾総合病院 |
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所在地 | 東京都葛飾区西新小岩4-18-1 |
ベッド数 | 176床 |
納入システム | Vi-nurse(ビーナース) |
Q:電子カルテ連動になって良かったことは?
A:患者情報が呼出に紐づくようになって、ナースコールの利便性がさらに高まりました。
金澤様:電子カルテとVi-nurseとの連動で、呼出と患者名などの情報が紐づくようになって便利ですね。PHSにも患者名とベッド番号が出るようになりましたので、PHSの着信履歴を看護に活用しています。夜間は人手が少ないので、スタッフステーションに戻らず、ずっと病室を廻っている状態が続きます。PHSなら患者さんからの呼出が重なってしまっても、着信履歴を見て病室を廻ることができますね。
上野様:ナースコール親機や病室前のネームプレートに患者名を記入したり入れ替えたりする作業も、電子カルテとの連動で作業する手間が無くなりました。手書きの癖字が無くなって、情報が見やすくなったのも良いですね。
金澤様:ナースコール親機の大きな画面で患者情報を確認できるようになりました。師長が病棟の状況を確認したり、チームリーダーが他のチームの看護師に患者さんの状態を説明するときにナースコール親機の患者情報を使っています。離床センサーの使用状況もリアルタイムで分かるので、離床センサーを使用する患者さんの検討に活用しています。ベッド移動も頻繁にあるので、医師もナースコール親機で患者さんのベッドを確認して動いていますね。液晶表示灯に表示される患者情報は他職種のスタッフが良く見ています。同姓同名の患者さんのお名前には下線が表示されますが、医師や他病棟から来たスタッフへの注意喚起に役立ちますね。
上野様:ナースコール親機の画面は「レイアウト表示」を使っています。ベッドの空き状況がよく分かるので便利です。ベッド移動の処理は病棟クラークさんがナースコール親機を使って直接行っています。
金澤様:私が務める脳外科病棟では、先々の療養生活が長い患者さんが多く、患者さんの目の動きでお気持ちを推しはかることもあります。患者さんの容体維持に、どの病棟よりも他職種のスタッフとの密な連携が必要な病棟です。患者情報が扱いやすいVi-nurseはスタッフとの情報共有に役立っています。
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