伊予銀行 様

ATM問い合わせ対応システム

監視センターの呼びかけでATMのカード取り忘れに即対応し、年間約5,000件を解決

ATM問い合わせ対応システム

ATMでの問い合わせ対応を監視センターで一括管理されている伊予銀行様。オートフォンの生産終了やISDN回線のサービス終了を機に、『IXシステム』へと刷新されました。更新に携わった3社のご担当者様に、システム選定の決め手や、導入後に実感されている具体的な効果を詳しくお伺いしました。

銀行業務
松本 正之 様

㈱伊予銀行
総務部 課長
松本 正之 様

ATMの保守管理・監視業務
紀伊 尚之 様

いよぎん
ビジネスサービス㈱
代表取締役社長
紀伊 尚之 様

玉井 裕史 様

いよぎん
ビジネスサービス㈱
管理部部長 兼 監視センター長
玉井 裕史 様

山中 るり子 様

いよぎん
ビジネスサービス㈱
管理部
山中 るり子 様

施工
越智 岳史 様

㈱フォステクノ四国
愛媛支店
ITビジネス事業部
担当部長
越智 岳史 様

渡部 竜二 様

㈱フォステクノ四国
愛媛支店
渡部 竜二 様

導入効果

課題

  • 既存システムはATMでトラブルが発生しても監視センターから能動的に呼び出す手段がなく、即座に解決できないケースがあった。
  • ATMに関する年間約1万件のお客さま対応の内、「キャッシュカードの取り忘れ」が約半数を占め、返却に多くの手間と時間を要していた。

解決

  • IXシステムで監視センターのインターホン端末から受話器付端末へ音声で呼びかけが可能に。その場でトラブルを解決できるようになった。
  • 発生した約5,000件の取り忘れに対して監視センターが即時に対応できるようになり、返却までの時間を大幅に短縮した。

Q:ATMをご利用になるお客さまへの対応で抱えていた課題は?

A:キャッシュカードの取り忘れが発生すると、返却に手間がかかり、お客さまとスタッフ双方に大きな負担がかかっていました。

紀井様:当社は愛媛県全域に設置された564台のATMを松山市にある監視センターから遠隔監視し、ご利用になるお客さまからの問い合わせにも365日体制で対応しています。ATMの障害が発生した場合には、県内3か所の営業所から迅速に駆け付けます。近年、こうした業務を外部に委託するケースが増えていますが、当社では一部の地域や業務を除き、自社で対応しています。高齢化が進む地方では、いまだ現金を主に利用されるお客さまが多く、ご不便をおかけできません。サービス品質の維持向上と業務負担の軽減との両立に、日々試行錯誤しています。

松本様:監視センターでのお客さま対応件数は、年間約1万件にのぼり、その約半数がキャッシュカードの取り忘れに関するものです。カードの取り忘れが発生すると、お客さまには返却のために再度ご来店いただき、カードの回収と保管はいよぎんビジネスサービスのスタッフが行う必要があることから、お客さま、スタッフ双方に大きな負担がかかります。ATMの運営において、カードの取り忘れ対策は欠かせません。こうした中、ATMでお客さまとの通話に使用していたオートホンの生産終了が決まり、さらに通信に使用していたISDN回線のサービス提供も終了することから、通話やカードの取り忘れ等のトラブル対策にも活用できる、新しいシステムの導入が急務となっていました。

Q:新しいシステムを選定する上で必要とされた機能は?

A:ATMでのトラブルをその場で解決するために、監視センターからお客さまに呼びかけできる機能が必須でした。

松本様:新しいシステムの導入にあたっては、これまでと同様に、ATMをご利用になるお客さまからの問い合わせに監視センターで対応できることはもちろん、カードの取り忘れをその場で解決できるようにするため、監視センターのスタッフからお客さまに音声で呼びかけができることを選定条件にしました。

越智様:当初は電話交換機で検討していましたが、お客さまが受話器を取らないと音声で呼びかけができません。そこで技術担当者に相談したところ、IXシステムが選定条件に適合していることが分かり、ご提案しました。IXシステムは監視センターからATM側の受話器付端末のスピーカーを通して、お客さまに音声で呼びかけができます。また、通信にIP回線を使用するので、将来の新規店舗への対応にも電話回線を新たに敷設する手間が掛かりません。映像監視システムとの連携もできるので、将来のご提案の幅も広がります。まさにメリットしかありませんね。

渡部様:システムの設定は専用ソフトが用意されており、ネットワーク内の全機器に一括で行えます。設置作業も円滑に行えました。

松本様:オートホンのリプレイスに困っていた中でIXシステムのご提案を受けて、「やった」と思いました。ATMを利用するお客さまの利便性をI X システムで維持することができ、安堵しています。

音声で直接呼びかけ

監視センターからATM利用者へ直接の呼びかけが可能になったことで、キャッシュカードの取り忘れをリアルタイムに防止。

利用者からの問い合わせ

ATM利用時に不明点が生じた際、利用者は受話器を上げるだけで監視センターを即座に呼び出す。

各支店・店外店ATMコーナー

各ATMのブースに1 台ずつ設置されている受話器付端末。問い合わせ時など、受話器をあげると監視センターを自動で呼び出す。

監視センター

5台のモニター付インターホン端末を設置し、オペレーターが愛媛県内の全ATMで発生するトラブルに対応している。

Q: IXシステムを業務で使用して、良かったところは?

A:受話器越しのお客さまの声や周囲の音も明瞭に聞こえるのでより適切な対応ができるようになりました。

山中様:IXシステムは通話品質が良好で、お客さまの声が明瞭に聞こえるだけでなく、周囲の音もしっかり拾ってくれます。お客さまの状況を音で把握できるため、より適切な対応が可能になりました。以前はATM側で受話器を取ってくれないと相手の声を拾えなかったですが、今は監視センター側から声を拾うことができるので、状況把握もしやすくなりました。

玉井様:IXシステムはお客さまとスタッフの円滑なコミュニケーションを支えるシステムであり、スタッフのストレス軽減にもつながっています。監視センターは伊予銀行にとって第2の窓口と言える存在です。お客さま対応に最適な環境が整ったことで、大きな安心感を得ることができました。

山中様:以前は私たちが毎朝30分ほどかけてシステムの起動と接続確認を行っていました。さらに、ATMの新設時や変更時には私たち自身でデータを入力する必要があり、大きな負担になっていました。現在ではそうした手間がすべて無くなり、とても助かっています。

紀井様:お客さまへのサービスを維持するためにも、スタッフの働き方に配慮し、安心して働ける会社を目指してまいります。今後もアイホンには長いお付き合いをお願いしたいと思います。

お客様プロフィール

伊予銀行様

愛媛県松山市に本店を置き、瀬戸内圏を中心とした13都府県にまたがる地銀第1位の広域店舗ネットワークを構築。「潤いと活力ある地域の明日を創る」を存在意義とする企業理念の基、先進的で質の高いサービスの実現を目指されている。

納入概要

納入システム

IXシステム

納入時期

2024年4月~ ※2026年末までに設置完了予定

構成図
システム構成図

※本ページに記載の情報は取材時点の情報であり、変更されている可能性があることをご了承ください。