Osaka Metro(大阪市高速電気軌道株式会社) 様

遠隔案内・券面確認システム

各駅の問い合わせ対応を遠隔案内センターに集約しお客様サービスの質を向上

導入事例 入館トラブル遠隔対応システム

導入効果

課題

  • 各駅の限られた人員配置のもと、改札付近などでお困りのお客様をお待たせすることが多く、駅係員の対応品質にもばらつきがあった。
  • 公共交通機関を利用するお客様と駅係員とをつなぐコミュニケーションインフラとして、安定した運用ができるシステムが欲しい。

解決

  • お客様の対応業務を遠隔案内センター1か所に集約。対応の迅速化、対応品質の均質化と併せて、駅の運営を効率化できた。
  • IXシステムはサーバーレスでシンプルなシステム構成のため、保守管理の手間と障害発生のリスクを軽減。

導入内容

遠隔案内センター

駅の案内インターホンから呼び出しがあると、お客様の様子と券面台の映像を自動表示。お客様と通話しながらスムーズな遠隔対応が可能。

映像を自動表示

※画像中のノートパソコンは遠隔案内システムとは別のシステムです。

谷町九丁目駅 改札口

自立式案内インターホン。保守性を考慮し、前面から機器の交換作業等ができるよう設計。

自立式案内インターホン
置き式の案内インターホン

券売機付近には置き式の案内インターホンが設置されている。

券面台

券面台にはカメラとICカードリーダーライターが内蔵されており、IC カードの情報を遠隔で処理することが可能。

今里駅

案内インターホン付近にはネットワークカメラが設置されている。俯瞰映像は遠隔でもお客様の様子がよくわかり、的確な問い合わせ対応をサポート。

ネットワークカメラを設置

お客様プロフィール

Osaka Metro(大阪市高速電気軌道株式会社)様

大阪市の地下鉄事業を継承し、2017年に民間会社として設立。総営業距離はニュートラムを含む9路線137.8km。1日平均約230万人が利用する大阪の交通の根幹として、地域社会の発展に貢献されている。

納入概要

納入システム

IXシステム

納入時期

2023年 8 月~

構成図
システム構成図

※2023年 9月 取材

※本ページに記載の情報は取材時点の情報であり、変更されている可能性があることをご了承ください。