2023年8月30日(水)~9月1日(金)の3日間、インテックス大阪で開催されたスマートハウスEXPO大阪の出展レポートをお届けします。関西では初出展となる「Pabbit(パビット)」をはじめ、オートロック付きマンションでの付加価値向上にうってつけの注目商品を当日の様子を振り返りながらご紹介いたします。

  • 展示テーマ
  • 宅配ボックスだけではない、荷物を受け取る方法!「Pabbt(パビット)」
  • 既築物件で今すぐ導入するならこちら!「Pabbit Lite(パビットライト)」
  • 宅配ボックスを検討中ならこちら!「Pabbit Locker(パビットロッカー)」
  • さいごに

展示テーマ

今回の展示テーマは「オートロック付き物件での荷物の再配達を削減!更なる付加価値のご提案」です。

働き方改革の一環として改正される、トラックドライバーの長時間労働に対する制限が、2024年問題として物流業界で話題となっているのは、もうみなさんご存じですよね。
そんな2024年問題で物流業界各社の対応が取り沙汰されるなか、国も2024年問題の対策として、再配達削減を呼びかけています。消費者であるわたしたちにできることは「荷物を1回で受け取ること」ではないでしょうか。
オートロック付きマンションでの不在時の荷物の受け取りと言えば、「宅配ボックス」がまず思い浮かびますよね。国土交通省の令和4年度住宅市場動向調査では、分譲集合住宅の92.4%が宅配ボックスを設置しているほど、宅配ボックスはなくてはならない設備ということが分かります。しかし、宅配ボックスには届けられる荷物の数に限りがあり、住戸数が多ければ多いほどボックス数も増やさなくてはいけません。既築マンションでは大きな宅配ボックスをどこに設置するか?といったスペースの問題も出てきます。そんななか、大きな宅配ボックスがなくても荷物を受け取る仕組みを叶える「Pabbit(パビット)」を再配達を減らすひとつの手段としてご提案させていだきました。

展示ブース

宅配ボックスだけではない、荷物を受け取る方法!「Pabbt(パビット)」

今回の展示の注目商品である「Pabbit(パビット)」。関西では初出展ということもあり、大変多くのお客様に興味深くご覧いただきました。
Pabbitは配送中の荷物の伝票番号を使ってオートロックを解錠します。そのため、宅配業者は荷物を配達するときにオートロックがあってもマンション内に入ることができるので、共用の宅配ボックス以外にも荷物を届けることができます。

Pabbitでオートロックを解錠

受け取り方のご紹介

Pabbitはマンション用インターホンdearisに標準搭載されているため、オートロック付きマンションではあたりまえの設備であるインターホンにdearisをご選定いただければ利用可能です。※1
また、Pabbitが利用できる環境を整えておくことは、今後増え続けるEC需要に対応する荷物の「受け取り方の選択肢」を増やすことでもあるため、不動産としての付加価値を向上することができます。 
ほかにも、Pabbit専用の管理ツールからオートロックを解錠するためのワンタイムパスワードを発行することも可能です。オートロックを解錠するためだけに現地へ行っていた業務が減り、管理会社様の業務効率化にもつながります。
会場にてPabbitをご覧いただいたお客様には、宅配ボックスとは違い設置スペースを考えなくてもいいことにメリットを感じていただけたり、「設備点検の業者をワンタイムパスワードで入館させたい」といった宅配業者だけではない、マンションに出入りするさまざまな業者に対応できる機能に興味をもっていただけました。

※1.Pabbitの利用には共用部にインターネット環境が必要です。

Pabbitブース

既築物件で今すぐ導入するならこちら!「Pabbit Lite(パビットライト)」

インターホン設備であるdearisの導入とインターネット環境さえあれば利用できるPabbitですが、「そんな急にインターホンを取り替えられない」「予算の目途がついていない」といった導入の課題もあるのではないでしょうか。既築物件で今すぐ導入するなら「Pabbit Lite(パビットライト)」がおすすめです。SIMを搭載したPabbit Liteはインターネット環境の用意が不要で、今お使いのエントランスインターホンの横に設置することで運用できます。Pabbitが標準搭載されていないPATMOαにも取付けできる「導入の手軽さ」がお客様にご好評でした。
今回は1,000台限定無償設置キャンペーン実施中ということもあり、たくさんのお客様が興味をもたれていました。
Pabbit LiteはPabbit同様にワンタイムパスワードが使用できるため、入居者の内覧時などにご活用いただけます。
来場されたお客様からは、「賃貸オーナー様への付加価値のある提案になる。」「分譲マンションでの置き配対応に困っていたため導入を検討したい。」といったお声がありました。

Pabbit Liteブース

さらに、今回はPabbitと一緒にAmazon が提供する Key for Businessもご提案させていただきました。
75%以上が置き配を選択するという結果がでているほど、Amazon利用者は置き配に対して前向きです。AmazonのKey for Businessは専用の端末を設置することで、 Amazon の委託先であるドライバーが、お届けする商品を持っているときだけ、オートロックを安全に解錠して商品をお届けします。マンションへの再配達を減らし、入居者の暮らしをより便利にするKey for Businessを、Pabbitと合わせて導入いただくことでより多くの宅配物を受け取れる環境が整います。さらなる付加価値向上としてぜひご検討いただきたいサービスです。

amazon key for businessブース

宅配ボックスを検討中ならこちら!「Pabbit Locker(パビットロッカー)」

「Pabbit Locker(パビットロッカー)」は住宅だけでなく、シェアオフィスなどでも採用いただいている便利なボックスです。
一般的な宅配ボックスは、1回投函されると荷物を取り出すまでそのボックスは使えませんが、Pabbit Lockerは同じお部屋の荷物であれば1つのボックスに3回まで※2投函することができます。配送中の荷物の伝票番号をボックスの認証キーとして利用するため、セキュリティは担保されています。さらに荷物が投函されると、ボックス内部の写真が専用アプリで入居者に届くため安心です。
新築物件で宅配ボックスを検討されているお客様は候補のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。もちろん、既築物件でもオートロック内側の空きスペースにPabbit Lockerを設置いただければ物件の付加価値向上につながること間違いなしです。
※2.ボックスに収まるサイズに限ります。

Pabbit Locker

さいごに

今回の展示会は3日間、たくさんのお客様にお越しいただけました。Pabbitは居住者の暮らしがより便利で快適になるのはもちろん、今後ECが増え続けるなかで将来的に建物全体に付加価値を与える素敵なサービスです。
すでに宅配ボックスを設置しているお客様もぜひ一度Pabbitを検討してみてはいかがでしょうか。会場に足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました。

集合写真