ゴミ出しのついでにコンビニへ。宅配物を受け取りに玄関先まで。そんな何気ない外出時に、オートロックの鍵を忘れてマンションを締め出された経験のある人はいませんか?この身近なトラブルは、入居者様はもちろんのこと、解錠を引き受ける管理会社にとっても大きな負担がかかります。今回の暮らしにピンポンでは、マンションオートロックの締め出し事情と、管理者の作業負担を軽減する最新インターホンの機能についてご紹介します。

「鍵を忘れて締め出された」はマンションあるあるの一つ

鍵を忘れたことに気づく女性

「鍵を忘れた」ことによる締め出しは、決して珍しいトラブルではありません。実際に弊社インターホンの導入事例取材においても、「締め出しによる解錠のお問い合わせは、入居者様からよく寄せられるご相談のひとつ」と語られています。このように、オートロックの解錠対応は、多くのマンション管理会社で日常的に発生している対応業務のひとつなのです。

締め出しが起こりやすい場面には、いくつかの共通パターンがあります。ほんの数十秒のつもりでゴミ出しや郵便受けの確認のために外に出たとき。宅配物の受け取りのためにエントランスへ向かい、そのままオートドアが自動で閉まってしまったとき。「すぐ戻るから」と鍵を持たずにコンビニへ出掛けたとき。来訪者をエントランスまで見送った帰りに、鍵を部屋に置いたままだったことに気づいたとき。いずれも、生活の中で誰もが経験しうるシーンばかりです。

こうしたとき、単身世帯の場合は鍵を開けてくれる同居者がいないため、締め出されるとそのまま身動きが取れなくなってしまいます。家族と同居している場合でも、日中は家族が外出していて連絡がつかない、といったケースは十分に起こり得ます。さらに厄介なのは、こうしたトラブルはいつ訪れるか分からないという点です。日中の営業時間内であれば管理会社に連絡すれば済みますが、深夜や早朝、休日に発生した場合は、管理会社の営業時間外にあたることも多く、入居者様を長時間エントランス前でお待たせすることになります。管理会社にとっても、営業時間外の呼び出し対応は大きな負担であり、担当者の休日や夜間に対応要員を確保しておかなければならないという課題があります。

締め出されたときの対処法&やってはいけないNG行為

オートロックの鍵忘れ対策に何がいいか考える女性

こうした問題をどう解決するかを考える前に、まずは入居者様が締め出された際の対処法と、やってはいけないNG行動を整理しておきましょう。

鍵を忘れてオートロックの外に締め出された場合、状況に応じていくつかの対処法が考えられます。同居する家族がいる場合は、連絡がつけば部屋の中から解錠してもらうのが最も早い方法です。ただし前述の通り、日中の外出中や旅行中などで連絡が取れなければ、この方法は使えません。単身の場合や家族と連絡が取れない場合は、他の住人がエントランスを出入りするタイミングを待ち、事情を説明して一緒に入れてもらうという方法があります。顔見知りの住人には有効ですが、場合によっては不審者と間違われるリスクがあるため注意が必要です。また、知り合いが同じマンションに住んでいれば、インターホンで呼び出して部屋の中から解錠してもらう方法もあります。それも難しければ、管理会社に連絡して解錠してもらう方法をとることになります。

一方で、締め出された際に絶対にやってはいけないNG行為もあります。まずは当たり前ですが、ドアを無理やりこじ開けるのはご法度です。ネットや動画サイトを検索すると、紙や下敷きを使ってセンサーを反応させるといった裏技が出てきますが、こうした方法はドアの故障につながることもあります。また、非常解錠ボタンを安易に押すのもNGです。本来は火災などの緊急時に使用するための機能であり、押すと警報が鳴ったり警備会社が出動したりする可能性があります。ベランダの柵や塀をよじ登って侵入するのもやめたほうがよいでしょう。怪しく見えるだけでなく、転落事故のリスクもあるため絶対に避けるべきです。警察や消防署を呼ぶのも絶対にNGです。事件や事故、人命にかかわる緊急事態でない限り、オートロックや個人の部屋の鍵は開けてもらえません。さらに、無許可の鍵業者に鍵開けを依頼することもおすすめできません。マンションのオートロックは管理会社や大家の管理物であり、無断で鍵開けを依頼すると、故障時の修理費用や損害賠償を請求されるリスクがあります。

こうしたNG行為は、入居者様自身のケガや思わぬトラブルにつながるだけでなく、管理会社にとっても防犯上・設備管理上のリスクを高めることになります。だからこそ管理会社としては、「正しい対処法」を入居者様にあらかじめ周知しておくことが重要です。

「管理者による解錠」は、管理会社にとって大きな負担...

管理会社の担当男性社員がオートロック締め出し対応に頭を抱える

前述した対処法の中で、最も現実的かつ安全なのは、やはり「管理会社に連絡して解錠してもらう」という方法です。入居者様は身分証などで本人確認ができれば、マスターキーで安全に解錠してもらえます。

しかし、この対応は管理会社にとって決して軽い業務ではありません。まず、問い合わせを受けるたびに、担当者またはスタッフが現地へ向かう必要があります。物件が事務所から離れている場合や、担当者が他の業務で手が離せない場合は、現地到着までに時間がかかり、入居者様をエントランス前で長時間お待たせしてしまうことになります。深夜や休日であればなおさら、すぐに現場へ駆け付けられないケースも少なくありません。

かといって、電話口で解錠番号を伝えてしまうという方法は、防犯上のリスクが大きいものです。暗証番号が一度でも第三者に伝わってしまえば、以降その番号を悪用される可能性があり、番号を変更する手間も発生します。番号を教えるかどうかの判断自体が、スタッフにとって大きな心理的負担となっているケースも多く見られます。

このように、「入居者様にとって最も安心・安全な方法」と「管理会社にとって負担が軽く対応しやすい方法」の間には、常にジレンマが存在してきたのです。

最新インターホンの機能で、現場に行かずスピーディに対応

Pabbitのワンタイムパスワード機能について

このジレンマを解決するのが、アイホンの最新インターホンに搭載されている「ワンタイムパスワード機能」です。この機能は、伝票番号でオートロックを解錠できる宅配システム「Pabbit」の機能のひとつで、本来は出入り業者にマスターキーや暗証番号そのものを渡すことなく、一時的にオートロックへの入館を許可するために用意されたものです。清掃業者や点検業者など、頻繁に出入りする協力会社に対して、期限付きの入館権限を発行できる仕組みとして活用されています。

そしてこの仕組みは、入居者様の締め出し対応にもそのまま応用することができます。管理者が「Pabbit Desk」上でワンタイムパスワードを発行し、入居者様に伝えるだけで、入居者様ご自身がその場でオートロックを解錠し、すぐに入館できるようになるのです。

この機能が管理会社にもたらすメリットは大きなものです。事務所や自宅からPabbit Deskを操作するだけで対応が完了するため、現場へ急行する必要がありません。担当者がその場にいなくても、パスワードの発行さえできれば入居者様をお待たせせずに済むため、営業時間外や休日でも柔軟に対応できます。発行するのはあくまで使用期限付きのワンタイムパスワードであるため、恒久的な暗証番号を教える必要がなく、番号が漏れ続けるリスクも回避できます。加えて、「本当に開けてよいのか」という判断のプレッシャーが減ることで、スタッフの心理的負担が軽減され、対応もマニュアル化しやすくなります。

また、入居者様をエントランス前で長時間お待たせすることがなくなるのは、管理会社への信頼感の向上にもつながります。実際にPabbitを導入した管理会社からも、「事務所から遠隔でスピーディに対応できるようになり、入居者様に待機のストレスをかけることなく、そしてスタッフは現地に駆け付ける必要もないため、業務効率化にも寄与している」という声が寄せられています。「鍵を忘れた」という入居者様からの一本の電話に、いかにスピーディかつ安全に応えられるか。ワンタイムパスワード機能は、管理会社の業務効率化と入居者満足度の向上を同時に叶える、現実的な解決策といえるでしょう。

以上、今回の暮らしにピンポンでは、鍵忘れによるオートロックの締め出し事情と、管理会社の作業負担を軽減する最新インターホンの機能についてご紹介しました。「締め出し」は特別なトラブルではなく、どんなマンションでも起こりうる日常的な出来事です。日々の「鍵を忘れた」への対応に追われている管理会社様は、安全かつスピーディにオートロック解錠が可能になるこの仕組みの導入を検討してみてはいかがでしょうか。もっと詳しく知りたい方は、アイホンまでぜひお問い合わせください。

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