
無人化やバリアフリー化、感染症対策において、課題の一つとなる「コミュニケーション」。2022年7月20日~22日に東京ビッグサイトで開催された第1回交通インフラ設備機器展で好評をいただいた、アイホンがご提案できる解決方法を、駅や空港などの無人施設を例にご紹介します。
2022/07/29イベント情報
- 展示テーマ
- 実機デモコーナー
- 事例紹介コーナー
展示テーマ
今回のテーマは、「無人化やバリアフリー化、感染症拡大防止における、非接触・非対面のコミュニケーション課題の解決」です。
人の配置を減らし、代わりに設備を導入して遠隔でお客様対応などを行うニーズは、ますます増えています。その中で危惧されるのは、サービス品質の低下ではないでしょうか?
無人の施設でもお客様が安心して利用するためには、何か困ったことがあったときのコミュニケーションツールが不可欠です。アイホンは離れていてもスムーズな遠隔コミュニケーションを、IPネットワーク対応インターホン「IXシステム」でご提供します。
こちらが実際のブース全体です。
実機デモコーナー
こちらでは、鉄道の無人駅を例として、スムーズな遠隔コミュニケーションを行う方法をご紹介しました。
触れずに呼出
まず、不特定多数の人が使う設備は、ボタンに触れるのも気になってしまいます。
非接触センサーに手をかざすだけで呼び出すことができれば、こまめに消毒する手間なく、接触による感染症拡大のリスクを低減できます。
今回は、非接触センサーを搭載したカメラ付ドアホン端末を初めてお披露目しました!
幅48mmのスリムなボディに、広角カメラも搭載しています。
車椅子の方向けに、別途非接触スイッチを設置することも可能です。
(展示協力:オプテックス株式会社)
筆談・手話
離れていてもお互いの顔を見ながら、まるで対面しているかのように対応することができるIXシステム。筆談メモや切符などの文字情報もしっかり見えるので、耳が不自由な方や外国の方のサポートにご活用いただけます。
書画台に設置したネットワークカメラと連動すれば、券面確認もスムーズ。
動画で見る!
2カメラで把握
お客様からの問い合わせに遠隔で対応するとき、相手の様子が見えなくて、うまくサポートできないケースがあります。
例えば、無人駅で乗り越してしまったお客様に、運賃箱の位置を伝えたいとき。お客様と運賃箱の位置関係や、お客様がどこを向いているかが見えれば、もっとスムーズに伝えることができるはず。
IXシステムなら、お客様を正面からとらえた映像だけでなく、連動するネットワークカメラの俯瞰映像で周囲の様子も確認することができます。
また、券売機を操作するお客様の操作サポートにご活用いただいている事例もあります。
湘南モノレール株式会社様 導入事例より
トイレ呼出
無人施設では、緊急事態の把握や対応も課題の一つです。
IXシステムは、トイレからの緊急呼び出しにも対応しています。すぐに駆け付けられない場所でも、一旦
通話で状況を確認することで、一次対応が可能です。
緊急事態をできる限り迅速に知りたいときは、光や音声で通知ができる表示灯との連携も有効です。
(展示協力:株式会社パトライト)
事例紹介コーナー
こちらでは、実際の導入事例や活用例をご紹介しました。
導入事例
- 成田国際空港株式会社様
- 京阪電気鉄道株式会社様
- 東日本旅客鉄道株式会社様
- 湘南モノレール株式会社様
活用例
- 乗務員宿泊所
- トンネル工事現場
詳細は、メンテナンス・レジリエンスTOKYO2022オンライン展よりご覧ください。
(開催期間:2022年6月27日~2022年8月31日まで)
湘南モノレール株式会社様の事例の詳細や動画は、こちらからもご確認いただけます。
非接触・非対面のコミュニケーション課題を解決するインターホン、IXシステム。いかがでしたでしょうか。
展示会場では、実機をご確認いただきながら、より詳しいご説明もさせていただいております。また機会がございましたら、ぜひご来場いただけますと幸いです。