
インターホンといえばご家庭の入口やマンションのエントランスに設置されているイメージがありますが、そうではない場所で活躍しているものも数多くあります。
近年はそのなかでも、さまざまなシーンや使い方にお応えできるIPネットワーク対応インターホン「IXシステム」の活躍する機会が増えてきました。そこで、ここ数年においてIXシステムが特によく使われている場所をご紹介します。
2023/08/04お役立ち情報
- 5位:学校
- 4位:駐車場
- 3位:鉄道駅
- 2位:大規模物流施設
- 1位:オフィスビル
5位:学校
IXシステムは、保育園や幼稚園から小学校、中学校、高校、大学まで、さまざまな教育機関で活用いただいております。
IPインターホンは光ファイバーなどを使うことで長距離かつ情報量の多い通信ができるため、遠隔で映像通話を行うことに特に向いています。そのため従来のインターホンでは対応が難しかった広大な敷地の大学キャンパスなどでもご利用いただいています。
小中学校では教室と職員室間の通話、離れた体育館からの呼出、学校防犯の強化を目的とした校門や職員玄関のオートロック化まで、さまざまなコミュニケーションの統合を実現することができます。
4位:駐車場
ショッピングモールなどの駐車場で、出入口の精算機にインターホンがついている場面を見たことはありませんか?
あまり押す機会の多くないインターホンではありますが、ゲートが開かない、精算ができないなど、なんらかの問題が発生した際に使われる重要な呼出設備です。
大規模な施設では遠隔で呼出を受ける事が多いため、IPインターホンであるIXシステムをご利用いただくことが増えています。
精算機でボタンが光っているインターホンをみかけたら、それはIXシステムかもしれません!
3位:鉄道駅
昨今、鉄道事業者様では複数の駅からの呼出をエリアの主要駅で受けるという運用を計画されることがあり、そういった場面ではIXシステムが活躍します。
インターホン単体でネットワークカメラと連携できる機能を使い、遠隔で顧客周辺の様子を確認する、乗車券を確認するといった活用がされています。
駅のホーム、券売機の横、トイレなど、普段あまり気にとめませんが、困りごとがあった際の連絡手段として重要な役割を担っています。
2位:大規模物流施設
近年、ECの隆盛とともに大規模な物流施設の建設が進んでいます。
大規模物流施設は端から端まで数百メートルという距離になることが珍しくなく、出入口の管理を警備室などで集約して対応するにはIXシステムが向いています。
数年前はほとんどご利用いただいていなかったのですが、年々IXシステムを採用いただく事例が増え、昨年度は驚くことにご利用先ジャンルの2位となりました。
施設関係者でなければ目にする機会の多くない場所ではありますが、IXシステムはさまざまな物流施設の運営にも貢献をしております!
1位:オフィスビル
非住宅施設向けインターホンの採用先といえばオフィスビル! IXシステムの採用実績としては数年にわたり不動の1位を維持しております。
世の中にはさまざまなオフィスビルがありますが、メインエントランスのオートロック解錠、非常口などの締め出し対策、トイレでの緊急呼出、メンテナンス室からの連絡、各テナントの呼出連絡など、さまざまなシーンで活用いただいております。
IXシステムはサーバーレスのため端末の増減が手軽で、同シリーズのIXGシステムではスマートフォンでの応答も可能となり、オフィスビルではこれらを採用いただくケースが増えております。
とくに大規模なオフィスビルにおいて、IXシステムの特徴である距離や構成の柔軟さは非常に相性がよく、選択いただくことが多くなっております。
いかがでしたか?
ひとくちにインターホンといってもさまざまな場所でさまざまな使われかたをしていることがご紹介できたかと思います。
通達距離、接続台数に制限がなく、他社製ネットワーク製品との連携も柔軟に対応できるIXシステムは、今回ご紹介した場所以外でもさまざまな場所で活用いただいております。また別の機会にそういった使われかたもご紹介いたします!