駅、ショッピングモール、公園、オフィスビル、高速道路のパーキング、劇場、スタジアム...。多くの人が集う場所に必ずあるトイレ。日本のトイレは海外からの旅行者にも驚かれるほど進化し、キレイさ・快適さ・機能性 から世界一と言われています。その快適さがゆえに、トイレの中に長時間滞在し、トイレを利用したい人が利用できないことが社会問題になっています。また、体調不良などにより トイレ内で倒れてしまった人が長時間発見されず、気づいたときには手遅れになってしまったという事例も残念ながら発生しています。トイレ内が見えないことで起こる、本来の目的以外の利用や、緊急事態の対応遅れといった課題に対し、アイホンでは水に流さず改善策をご提案いたします。

  • 居心地の良すぎるトイレとその課題
  • 待ったなし!トイレの緊急事態対策
  • トイレの"詰まった"問題を洗い流す
  • 人手不足対策にも効果あり

居心地の良すぎるトイレとその課題

最近トイレの多くは、ウォシュレットや便座の暖房機能が標準として装備され、さらにフタや便座の自動開閉機能も搭載されるなど、日々進化しています。キレイで快適なトイレは長居してしまいがちです。中にはスマホを使っているうちに夢中になってしまい、知らず知らずのうちに"こもりスマホ"になっていたという方もいるのではないでしょうか。またスマホ以外にも、個室であるトイレ内で気分を変えたいという理由から長時間利用するケースもあるようで、トイレを利用したい人がすぐに利用できなくなるケースが増えています。このようにいざ利用したいときに、なかなかトイレが空かずに困った経験がある方も多いのではないでしょうか?

こもりスマホ

待ったなし!トイレの緊急事態対策

個室トイレの中で体調が悪くなり倒れてしまうと、長時間誰にも気づかれない、というリスクがあります。駅やショッピングモール、公共トイレなどは、基本的に警備員が一日に何度か巡回していますが、警備員もその人がトイレの中にどのくらいの時間入っているのか分かりません。多くの場合、気分が悪くなるなど体調不良の際の緊急連絡用として呼出ボタンが設置されていますが、ボタンを押す前に倒れてしまった場合、トイレ内の状況が分からずに結果として発見・対応が遅れてしまい、重大事故につながる恐れがあります。
トイレでの体調不良

*トイレ内に呼出ボタンは必ず設置し、長時間滞在検知センサーは補助として使用することを推奨します。

トイレの"詰まった"問題を洗い流す

こもりスマホや体調不良者の発見遅れなど、トイレの長時間滞在・事故対策として、アイホンではIPインターホンとセンサーを組み合わせたシステムをご提案いたします。
トイレ内で一定時間以上の滞在をセンサーが検知すると、緊急呼び出しとして自動で管理センターを呼び出します。管理センターのインターホンとトイレ内のスピーカー・マイクで通話をすることができるので、すぐに駆けつけられなくても、通話から状況を確認し、一次対応を迅速に行えます。また、呼びかけても応答がないときなど、駆けつけが必要な事態かどうか遠隔で判別できるので、不要な駆けつけを減らすことにも役立ちます。

こもりスマホの滞留検知

トイレでの体調不良の滞留検知

人手不足対策にも効果あり

点在するトイレ、広い敷地内においてトイレのある場所と管理センターの離れた距離など、人員不足で定期的な巡回や駆けつけができないケースも多くあるのではないでしょうか。IPインターホンを使えば、接続距離、台数制限も無いため、広大な敷地や遠隔拠点間でもシステム構築が可能です。限られた人員で効率的に管理を行うことができ、かつトイレの利用者にとっても緊急事態発生時の早期対応につながるため、管理者側と利用者側の両方にメリットがあり、高い満足感につながります。

SDGsの目標6にも「安全な水とトイレを世界中に」とありますように、トイレの問題は世界共通です。今回取り上げました長時間滞在や事故対策だけでなく、まだまだ多くの課題があります。長年トイレのセキュリティに携わってきた当社としても、トイレが安心・安全な場所であるように、これからも新しいページを開いていきます。

安全な水とトイレを世界中に・ジェンダーレスのトイレマーク

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