オフィスや工場、教育機関などでは、出入口管理することで施設の安全性を保つことが大切です。社員の増加や、働き方多様化に伴い、効率的且つ高精度な入退室管理システムの需要が高まっています。
アイホンのIXシリーズは、映像と音声でやりとりできるインターホンシステムとして、多くの施設で使われています。一方、グローリーの顔認証技術は、顔をスピーディに認識し、本人確認を可能にしています。
本記事では、この二つのシステムを組み合わせて使うことで、顔認証を活用した入退室管理の良さや、導入することで得られる効果をわかりやすくご紹介します。

  • 一般的な入退室管理のメリット・デメリット
  • 顔認証を使うことのメリットと注意点
  • グローリーの来訪者検知システムの特徴
  • グローリーの来訪者検知システム×IXシリーズの連携イメージ
  • 導入効果と今後の展望

一般的な入退室管理のメリット・デメリット

入退室管理に用いられる認証方法は様々ですが、代表的なものとしてカードキー、暗証番号、そして生体認証があります。それぞれに特徴があり、施設のニーズやセキュリティレベルに応じて選択されています。

認証方法(カードキー・暗証番号・生体認証)のメリット・デメリットをまとめた表

このように、カードや暗証番号には手軽さはありますが、紛失や漏えいのリスクなどセキュリティ面での懸念があります。よりセキュリティ強度や利便性を高めたい場合は生体認証が有効です。なかでも顔認証は指紋や静脈認証に比べて非接触で衛生的かつスムーズに認証ができ、入退室管理だけでなく、勤怠管理や来店客の属性分析、VIP顧客の管理、介護施設での見守りなど幅広い分野で活用が進んでおり、特に近年注目を集めています。

顔認証を使うことのメリットと注意点

前章でも述べましたが、顔認証は指紋や静脈認証に比べて非接触で認証できるため、衛生面で優れており、感染症対策にも適しています。スマホをかざしたり番号を押したりしなくても、カメラの前に立つだけで認証できるので、利用者が多い入退室時でも待ち時間を大幅に削減できます。両手が塞がっている場合や指紋の状態に左右されず、誰でも気軽に利用できる利便性も大きな特徴です。さらに、高度なアルゴリズムにより、メガネやマスク着用時でも高い認証精度を維持し、多様な環境にも柔軟に対応しています。

ただし、システムの導入には環境整備が必要で、周囲の照明やカメラの設置場所によっては、認証のしやすさに差が出ることも。また、顔写真などの個人情報をしっかり守るため、扱い方や保存期間のルール、誰が情報を見られるかの管理など、運用面の決まり事も大切です。

グローリーの来訪者検知システムの特徴

顔認証システムは多くのメーカーから提供されていますが、精度や操作性、連携のしやすさなど、実際の業務で使うには様々な違いがあります。多くのシステムでは認証までに時間がかかったり、メガネやマスクの着用など日常の変化に対応しづらかったり、登録操作が複雑で現場の負担が大きくなることも少なくありません。

その点、グローリーの来訪者検知システムは、ATMやセルフレジなどで使われる貨幣認識・識別技術を基盤に開発された独自の顔認証・画像解析技術を備えています。これにより、他社に比べて認証の正確さと安定性が高く、メガネ、マスク等に伴う日常の顔の変化にも強いことが大きな強みです。

さらに、認証にかかる時間が平均1秒以内と非常に速いため、現場でのスムーズな対応が可能です。操作画面も直感的でわかりやすく、専門知識がなくても使いやすい設計になっているため、運用負担を軽減します。

また、顔情報は厳格に暗号化されて保存され、万が一の情報漏えい時でもリスクを最小化。セキュリティ面にも万全を期しています。

これらの特長により、グローリーのシステムは確かな技術力と使いやすさで、多くの施設から高い信頼を集めています。

グローリーの来訪者検知システム×アイホンIXシリーズの連携イメージ

グローリーの来訪者検知システムとアイホンのインターホンを連携することで、カメラ付ドアホン端末が顔認証の機器として機能します。

STEP1入退許可者を登録 STEP2登録者を認識 STEP3ドアを解錠し記録

出入口や入退室管理を行いたいドアのそばには、IXシリーズのカメラ付ドアホン端末が設置されており、あらかじめ登録した社員や関係者が端末の前に立つと、来訪者検知システムが即座に登録者を判別し、自動でドアのロックを解除します。

来訪者などの顔登録していない人は、カメラ付ドアホン端末の呼出ボタンを押すことで来訪を知らせます。オフィスのスタッフなど呼出を受ける人はインターホン端末で顔を確認して、通話応対・解錠操作を行うことが可能です。

システムへの顔登録も容易で、カメラ付ドアホン端末の前に立つと自動で顔を検知、PCソフトで操作するだけで簡単に登録が完了するため、作業に手間がかかりません。

導入効果と今後の展望

アイホンIXシリーズとグローリーの来訪者検知システムを連携させることで、社員の入退室管理と来客応対という2つの機能を一台の端末に集約できます。これにより、複数の機器を設置する必要がなくなり、設置スペースの節約と運用の簡素化が実現します。

さらに、入退室に関する情報を一元管理できます。例えば認証履歴も自動で記録されるため、トラブル発生時の迅速な確認が・対応が可能です。セキュリティレベルの向上はもちろん、管理業務の効率化とコスト削減にも貢献します。こうした機能の集約と一元管理は、働き方改革やスマートオフィスの推進、DX化の加速にも寄与し、施設全体の運用効率アップを後押しします。

今後はAI技術のさらなる進歩により認証精度が向上し、複数の認証方式を組み合わせたより便利で安全な入退室管理システムの普及が期待されます。

入退室管理をもっとラクに、安全にしたいとお考えの方は、ぜひグローリーの来訪者検知システムとアイホンIXシリーズの連携をご検討ください。