WS-14A

カメラ付玄関子機の設置に関する制約事項

  • カメラ付玄関子機は垂直に取り付けること。
  • コーキング処理する場合は、水抜き穴をふさがないこと。
  • 使用できる傾斜台はJBW-D、KAW-D、MLW-DT(上向き取付に限る。)
  • 適合サインポスト
    パナソニック㈱製SP型、SS型、GS型、ユニサス ブロックタイプ、ユニサス ブロックスリムタイプ
  • 下記の場所への設置は避けること。
    背景に空が映るなどの階上の玄関、人物の背景が白いところ、直射日光など強い光があたるところ

撮像範囲と取付位置

ノーマル時、ズーム時イメージ
  • 周辺部は中央部に比べひずみのため被写体が小さくなるが、より広い範囲が映る。
  • ズーム時の映る範囲はズームする位置により異なる。
ノーマル時 ズーム時(取付位置1,450mm(カメラ角度0°)の場合)

ワイヤレス通信について

  • 補聴器によってはモニター付ワイヤレス子機の通話に雑音が入ることがある。
  • 動きながら通話したり、近くを自動車やバイクが通ると声がとぎれたり雑音が入ることがある。
  • 1つの部屋に親機を複数台設置しないこと。モニター付ワイヤレス子機との通話が途切れることがある。
  • 親機との間に下記のような障害物などがあると、電波が遮られて極端に弱くなる。このため、親機との距離が近くても、プツプツ音がして音声がとぎれたり、画像が乱れたり、画像の更新が遅くなったり、圏外になって使用できない場合がある。
    • 金属製のドアや雨戸。
    • アルミはく入りの断熱材が入っている壁。
    • コンクリートやトタン製の壁。
    • 複層ガラスの窓
    • 木造の家屋内でも、壁などの障害物が多いとき(親機と別の階や別の家屋で、モニター付ワイヤレス子機を使用する場合など)。
  • 本機は、デジタル信号を利用し、傍受されにくいが、電波を使用している関係上、第三者が故意に傍受するケースがある。
  • CSデジタル放送(110°)のアンテナ伝送路(分波器、分配器、接続ケーブル)のシールドが不十分な場合、受信に影響をあたえることがある。
ご注意
  • モニター付ワイヤレス子機は、親機を中心とした電波通達範囲内に設置すること。
  • モニター付ワイヤレス子機を増設する場合も、親機から電波が届く範囲内で使用すること。
  • 親機の電源が入っていないとモニター付ワイヤレス子機は使用できない。
  • 次のような場合、モニター付ワイヤレス子機が正常に動作しない場合がある。
    • 親機の電源が入っていない状態で、再び親機の電源を入れた場合。
    • モニター付ワイヤレス子機を電波の届かない範囲に置いた状態で、再び電波の届く範囲(親機付近)に移動させた場合。
  • 親機で電波出力調節設定を「弱」にすると、親機からワイヤレス子機やワイヤレス中継器に電波が届く範囲が短くなる。
ワイヤレス通信距離目安図

電波の干渉について

  • 本機は、1,895.616~1,902.528MHzの全帯域を使用する無線設備であり、時分割多元接続方式広帯域デジタルコードレス電話を示す下記のマークが表示されている。(一般社団法人 電波産業会標準規格「ARIB STD-T101」準拠)
    1.9-D
  • 本機は、Digital Enhanced Cordless Telecommunicationsに準拠した日本国内向けの通信方式を採用している。
  • 以下の機器と相互に影響を及ぼすことがあるため、近くには設置しない。
    • テレビ、ラジオ、パソコンなどのOA機器、エアコン、給湯器リモコン(インターホン機能付)、ホームセキュリティ関連装置、1.9GHzデジタルコードレス電話機、PHS
  • 電波干渉を防ぐため、他の無線機器から約3m以内に設置しない。
電波に関するご注意
  • 本機の使用周波数では、PHSの無線局のほか異なる種類のデジタルコードレス電話の無線局が運用されている。
    • 本機は同一周波数帯を使用する他の無線局と電波干渉が発生しないように考慮されているが、万一、本機から他の無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合には、混信回避のためのパーティションの設置や設置場所の移動をし、互いに干渉が起きないようにする。

周囲環境によりモニター付ワイヤレス子機の電波範囲が狭くなるため、通話がとぎれるなど正常に動作しない場合は、モニター付ワイヤレス子機を親機へ近づけること。