BCP(事業継続計画)

BCP

当社は、2011年に発生いたしました東日本大震災での教訓を基に、今後、当社の事業へ大きな影響を与える可能性がある南海トラフ地震等の大規模災害の発生を想定し、災害による被害を最小限に留め、迅速な事業復旧を実施するための、BCP(事業継続計画)を策定しております。定期的な見直しを実施することで、災害リスクの低減に努めています。

また、製造において必要不可欠なサプライチェーンである仕入先様とも情報交換を行うことで、迅速な対応がとれる体制を構築し、短期間での事業復旧を目指しています。

防災訓練

当社は「災害時初動対応マニュアル」を策定し、毎年全国各事業所において、災害発生時に適切な初動対応を取れるよう、災害発生から避難までを想定した「災害時初動対応訓練」を実施しております。また、「普通救命講習」の受講を積極的に推進し、救命技能認定者を各事業所に最低でも1名配置することで、万が一の際にもAEDの使用や心臓マッサージなど適切な対応がとれる体制としております。

なお、当社豊田工場においては、豊田市消防本部様にもご協力いただき、毎年消防訓練を実施しています。消火訓練や防災指導車による地震体験を行うことで、従業員の高い防災意識の維持・向上に努めております。

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消火訓練の様子(豊田工場)

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防災指導車による地震体験(豊田工場)

「あいちシェイクアウト」への参加について

当社は、本社において2019年から地震による被害の低減に必要な「まず低く、頭を守り、動かない」ことを従業員に意識づけるため、愛知県が主催している「あいちシェイクアウト」に参加しています。社内一斉放送を合図に、机の下に潜るなど「身の安全を確保する行動」を実施。1分間の安全確保行動を行い、多くの従業員が素早く机の下に潜ることができていました。

また、本社以外の事業所においても当社主催で同様のシェイクアウト訓練を実施しています。本訓練を実施することで、災害時の初動対応の重要性の認識と防災意識の向上を図っています。

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「あいちシェイクアウト」実施の様子(本社)